第61回 ブータン王国 人口  697,000人 首都 ティンプー

通称ブータンは、南アジアの国家。北は中国、東西南はインドと国境を接する。国教は仏教(ドゥク・カギュ派)。民族はチベット系8割、ネパール系2割。公用語はゾンカ語。首都はティンプー。
国旗はその模様が複雑で、竜のうろこが細かく描かれている。国花はメコノプシス=ホリドゥラ、国樹はイトスギ、国獣はターキン、国鳥はワタリガラス、国蝶はブータンシボリアゲハ。
長年鎖国政策をとっていたが、1971年に国際連合加盟。翌年に国民総幸福量という功利主義を採用した。

この国名の起源については様々な説がある。例えば、サンスクリット語で「高地」を意味する「ブーウッタン」説があるが、インドの側からの呼称で、インドからみればブータンは標高の高いところに位置していることによる。ブータンの人々は自国を「ドゥック・ユル」と呼ぶ。これは13世紀以降、仏教のカギュ派に属するドゥック派を国教としてきたので、自分たちをドゥクパ(カギュ派の中のドゥク派)、自国を「ドゥクパの国」(雷龍の国)と呼んでいる


ブータンといえば幸福の王国、ヒマラヤ山脈、ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王陛下、チベット仏教、世界一辛い料理(世界一料理に唐辛子を使う)

親日国家
1989年
昭和天皇崩御に際して挙行された大喪の礼に、
当時の第4代国王ジグメ・シンゲ・ワンチュク国王が来日されました。こういった場合、この機会を利用して日本からの経済的支援や協力を仰ぐ、いわゆる「弔問外交」を行うことが通例で、これ自体は決して失礼にあたる行為でも何でもなく、ごく一般的に外交上行われていることです。
しかし、国王陛下はこの際に
「我々は天皇陛下に対する弔意を示すため来日したのであり、お金の無心のために来たのではないのです」
という言葉を残し、大喪の礼のみ参列し帰国されました。
さらに、ご帰国後は自身が1ヶ月も喪に服されています。

2011年
第5代国王ジグメ・ケサル・ワンチュク陛下とペマ王妃が結婚後初の外遊として来日されたのは記憶にあたらしいところです。国会での演説や、福島県相馬市では東日本大震災の犠牲者に対しての祈りを捧げられるシーンは非常に印象深いものとなりました。
国会での演説は、ブータンと日本の深い友情と、ブータンそしてアジア、世界にとっての日本のあるべき姿を、私達日本人が忘れかけている何かを思い起こさせてくれる、珠玉のスピーチでした。
2011年3月11日の大震災発生翌日には国王陛下主催の追悼式が執り行われ、日本へ祈りを捧げてくださっています。また、今年の3月11日には現地在住日本人や要人を招いての1周年祈祷がティンプーで執り行われています

タイガーズネスト